離乳食をほぼ市販のみで進めた費用は月いくら?16か月の実額

離乳食をほぼ市販にした16か月の実額97,865円を公開する体験談のアイキャッチ画像

離乳食は、育休中から市販のベビーフードに頼りきりでした。手作りしたのは、記憶に残っていないくらいの数回だけです。

2025年4月に子どもが保育園へ通い始め、私も復職しました。仕事とお迎えを終えて帰ると、裏ごしや小分け冷凍まではとても手が回りません。そこで気になったのが、「ほぼ市販のみで進めると、結局いくらかかるのか」というお金の話でした。

ネット注文の履歴16か月分を集計した結果は、総額97,865円、月平均6,117円、1個あたり218円です。月ごとの推移もメーカー別の内訳も、実額のまま公開します。

こんな悩みはありませんか?
  • 市販だけだと月いくらかかるのか不安
  • 手作りしないと高くつきそうで心配
  • お金が一番かかる時期が知りたい
  • 共働きで離乳食を作る時間がない
新米ママ

離乳食、手作りできていなくて焦ります…。市販だけだと、実際いくらかかるんですか?

なゆ

わが家はほぼ市販のみで、16か月で97,865円、月平均6,117円でした。一番高い月でも12,302円です。

目次

離乳食をほぼ市販のみにした理由

離乳食を市販のみにした理由を表すイラスト

いちばんの理由は、裏ごしや小分け冷凍の手間に早い段階で心が折れたことです。慣れない育児と並行して離乳食の下ごしらえまで抱えるのは、わが家の場合キャパシティを超えていました。手作りは数回だけ試したものの、記憶に残らないくらいで終わっています。

復職後に消えた自由時間

平日は夕方にお迎えに行き、帰るとすぐに夕食・お風呂・寝かしつけが続きます。18時に夕食、19時にお風呂、20時には寝かしつけが始まります。すんなり寝てくれる日ばかりではなく、21時までかかる日も少なくありませんでした。寝かしつけが終わる頃には、何かを「作る」気力はもう残っていませんでした。

市販中心に切り替えた判断

手作りしようとするたびにしんどくなる自分に気づいて、無理に続けるのをやめました。市販中心に切り替えても、わが家の子はよく食べてくれて、なにより自分の気持ちがぐっと軽くなりました。それからは迷わず、ほぼ市販のみで16か月を過ごしています。

ほぼ市販のみ16か月の費用総額

市販のみ16か月の離乳食費用総額97,865円を示すイラスト

16か月で支払った合計は97,865円でした。月平均は6,117円、買った個数は448個で、1個あたり218円です。数字はすべて実際の注文履歴から集計したもので、推計ではありません。高いか安いかの感じ方は家庭によって違いますが、調理にかける時間を考えると、わが家には納得のいく金額でした。

総額97,865円の集計範囲

集計したのは、2025年1月から2026年4月までのネット注文(70回)の履歴です。実店舗で買った数回分は入っていないので、実際の総額はもう少し多くなります。金額はポイントやクーポンを引く前の税込みの商品代で、おやつ・ミルク・飲み物は含めていません。価格は購入当時のもので、いまの価格とは違うことがあります。1歳5ヶ月ごろからは、幼児食(1歳から向けの市販品)も含んでいます。個数は、6パック入りのごはんや18袋入りのセットなども1点として数えています。

月平均6,117円で済んだ理由

毎食すべて市販にしたわけではないことが、平均を押し下げました。平日のお昼は保育園の給食で、家で市販品を使うのは主に夜の分です。家で使う量は、保育園に通い始めた頃は1日パウチ1つ、途中からパウチとやわらかパックごはんの2つでした。1日1〜2個で済んだので、月6千円前後に収まっています。

1個あたり218円の実感

総額を個数で割ると、1個あたり218円です。コンビニのおにぎり1個と同じくらいの値段だと思うと、高いとも安いとも言い切れないのが実感です。月齢が上がるにつれて、選ぶ商品の単価も上がりました。80gパウチ(106円前後)から100gパウチ(149〜192円)、グリコの幼児食へと切り替わっていったためです。

市販の費用は「家で使う1日の個数×1個の値段×日数」でおおよそ見積もれます。保育園の給食があるかどうかで、家で使う個数は大きく変わります。

月別に見る離乳食費の推移

月齢とともに変化する離乳食費の推移を表すグラフイラスト

費用は一定ではなく、離乳食の進み具合にそのまま連動しました。始めたばかりの頃は月数百円で、回数が増えるにつれて右肩上がりになり、3回食が定着した時期にピークを迎えています。もっとも安かったのは2025年2月の268円、もっとも高かったのは2025年12月の12,302円で、差はおよそ46倍です。始めた頃(2025年1〜2月)は月268〜1,202円で、ピーク時とは大きな差があります。

購入年月(月齢)ピジョン和光堂グリコその他月合計
2025/01(5ヶ月)0円522円0円680円1,202円
2025/02(6ヶ月)0円268円0円0円268円
2025/03(7ヶ月)0円750円0円0円750円
2025/04(8ヶ月)0円2,416円0円0円2,416円
2025/05(9ヶ月)1,802円0円0円0円1,802円
2025/06(10ヶ月)3,816円0円0円0円3,816円
2025/07(11ヶ月)3,180円3,464円0円0円6,644円
2025/08(1歳0ヶ月)7,016円3,861円0円0円10,877円
2025/09(1歳1ヶ月)4,756円2,314円0円0円7,070円
2025/10(1歳2ヶ月)9,328円983円0円0円10,311円
2025/11(1歳3ヶ月)8,861円891円0円0円9,752円
2025/12(1歳4ヶ月)11,870円432円0円0円12,302円
2026/01(1歳5ヶ月)5,297円0円6,219円0円11,516円
2026/02(1歳6ヶ月)835円0円4,914円0円5,749円
2026/03(1歳7ヶ月)4,544円0円4,158円0円8,702円
2026/04(1歳8ヶ月)4,688円0円0円0円4,688円

※子どもは2024年8月生まれです。月齢は購入月の時点の目安です。

開始期はほぼ出費なし

2025年1月は、パルシステムのyumyumお試しセット(680円)と、和光堂の「はじめての離乳食」裏ごしシリーズ(計522円)で様子を見ました。2月に買ったのは和光堂の「手作り応援」の野菜パック1つ(268円)だけで、16か月でもっとも出費が少ない月になっています。5〜6ヶ月ごろの1回食の時期は量が少なく、費用はほとんど気になりませんでした。

3回食で一気に増加

変化が出たのは、保育園に通い始めて少したった2025年6月(10ヶ月・3,816円)からです。7月には6,644円、1歳になった8月には10,877円と、わずか2か月で3倍近くに跳ね上がりました。厚生労働省が策定した「授乳・離乳の支援ガイド」(2019年改定版。現在はこども家庭庁のサイトに掲載)でも、1日3回食になるのは生後9〜11か月ごろが目安とされていて、ちょうどこの増え方と重なります。

幼児食への移行で減少

もっとも出費が多かったのは、1歳4ヶ月の2025年12月(12,302円)です。2026年に入ってからは月4,000〜11,000円台で上下しながら、全体としては落ち着いていきました。2026年3月に8,702円と増えたのは、ピジョンの「1食分の鉄カルシウム大満足」18袋入り(2,698円)をまとめ買いした月だからです。まとめ買いは1袋あたりが安くなる一方で、買った月の金額はふくらみます。

メーカー別の内訳と単価

メーカー別の離乳食の内訳と単価を比較するイラスト

購入の中心はピジョンで、全体の約67%を占めました。選ぶメーカーは月齢によって変わりました。始めた頃は和光堂のフリーズドライの裏ごしシリーズや小さめのレトルト、9ヶ月ごろからはピジョンのレトルトです。1歳5ヶ月ごろからは、グリコの幼児食も加わりました。同じ容量でも1個あたりの値段には差があるので、単価を見て選ぶだけでも総額は変わります。

メーカー購入金額割合購入個数
ピジョン65,993円67.4%341個
和光堂15,901円16.2%64個
グリコ15,291円15.6%42個
その他680円0.7%1個
合計97,865円100%448個

※割合は四捨五入しているため、足しても100%になりません。

ピジョンが約67%を占めた理由

ピジョンは総額65,993円(67.4%)、購入個数も341個でもっとも多いメーカーでした。80gパウチが106〜138円、100gパウチが149〜192円と価格帯が広いのが特徴です。月齢に合わせて「管理栄養士のこだわりレシピ」から「食育レシピ」へ乗り換えられたのが、使いやすかった理由です。「赤ちゃんのやわらかパックごはん(90g×6パック)」もごはんとして定番になり、18回買って合計14,202円になりました。

和光堂は開始期の主力

和光堂は総額15,901円(16.2%)です。2025年1〜4月の開始期は、ほぼ和光堂だけでした。裏ごしシリーズや「具たっぷりグーグーキッチン」など、月齢の低い時期向けの商品がそろっていたからです。5月以降はピジョンが中心になり、2025年12月の注文を最後に和光堂は買っていません。

グリコは1歳以降に登場

グリコは総額15,291円(15.6%)で、初めて買ったのは2026年1月、子どもが1歳5ヶ月の頃です。「1歳からの幼児食」シリーズが中心で、値段は1箱280〜378円(2食入りの商品もあります)でした。かぼちゃグラタンやビーフシチューなど幼児食らしいメニューが増え、味のバリエーションを広げてくれています。

買ってよかった市販離乳食

買ってよかった市販離乳食を紹介するイラスト

16か月の注文履歴を見ると、何度も買い直した商品がはっきり分かれました。わが家が選ぶときに見ていたのは、子どもが食べてくれること、常温で置いておけること、値段が安定していることの3つです。評判のよい商品でも、わが家の子が食べなかったものは1回きりで終わりました。

繰り返し買った定番商品

購入個数の多い順に並べると、上位は次の6品でした(1位と3位は同数)。上位のほとんどが、ピジョンの80gパウチです。

順位商品名メーカー購入個数購入回数
1位たっぷり手作り応援 おいしい野菜がゆ 65g和光堂23個18回
1位管理栄養士のこだわりレシピ 牛肉と豆腐のすき焼き 80gピジョン23個16回
3位管理栄養士のこだわりレシピ 牛肉のトマトカレー 80gピジョン22個16回
3位管理栄養士のこだわりレシピ 鶏レバーとごぼうの煮物(豚肉入り) 80gピジョン22個16回
5位管理栄養士のこだわりレシピ シャキシャキれんこん鶏つくね 80gピジョン21個18回
6位管理栄養士のこだわりレシピ まぐろとえだ豆の中華煮 80gピジョン20個15回

表には入れていませんが、「赤ちゃんのやわらかパックごはん(90g×6パック)」も18回リピートしていて、この1品だけで1万円を超えています。

まとめ買いで安くなる商品

単価を比べると、まとめ買いの効果がはっきり出ていました。「1食分の鉄カルシウム大満足」は18袋入りセットで2,698円、1袋あたり約150円です。同じシリーズを3個セット(531円)で買うと1個あたり177円、バラだと149〜192円でした。買った店や時期によって差はありますが、まとめ買いのほうが安くなることが多かったです。ただし一度に届く量が多いので、賞味期限内に使いきれるかは注意が必要でした。

外出先で役立った商品

外出の日に持って行ったのは、スプーンが最初から付いている和光堂の「栄養マルシェ」(お弁当タイプ)です。和風弁当、鶏と野菜のリゾット弁当、まぐろごはん弁当などは容器のまま食べさせられて、スプーンを持ち忘れる心配がありません。1歳を過ぎてからは、量の多い「BIG栄養マルシェ」なども加わり、外食が難しい場面で助けになりました。

ほぼ市販のみで困ったこと

市販のみの離乳食で困ったことを表すイラスト

ほぼ市販のみで進めて困ったことは、大きく3つありました。味と種類が偏ること、買い置きが切れたときに焦ること、そして3回食の時期に月1万円を超えたことです。それでも続けられたのは、浮いた時間の価値のほうが大きいと感じたからです。困った場面ごとに、どう乗り切ったかも書いておきます。

味と種類が偏る問題

子どもの好みがはっきりしてくると、食べてくれる商品ばかりリピートするようになります。気づけば和風だし系・トマト系・中華風のローテーションに偏りがちでした。新しい商品を試しても食べてくれないと、結局また定番に戻ってしまうのが正直なところです。

買い置きが切れる焦り

近所の店では扱いの少ない商品も多く、ネットスーパーや通販が頼りでした。注文から届くまで数日かかるので、在庫を切らすとすぐには補充できません。「あと2食分しかない」と気づいて慌てたことが何度かあり、それからは残りが1週間分を切ったら次を注文するようにしています。

月1万円を超えた時期

月1万円を超えたのは、2025年8月(10,877円)、10月(10,311円)、12月(12,302円)、2026年1月(11,516円)の4回です。いずれも3回食が定着したあとの時期でした。月1万円は超えましたが、作る時間を考えるとわが家には助かる金額でした。

離乳食の市販に関するよくある質問

離乳食の市販に関するよくある質問に答えるイラスト

市販の離乳食について、よく検索されている質問にわが家の実例で答えます。

手作りと市販はどっちが安いのか

わが家は手作りの費用を記録していないので、同じ条件での比較はできません。市販のみの実額は16か月で97,865円、月平均6,117円でした。手作りは食材費を抑えられる一方で、下ごしらえの時間や光熱費もかかります。時間を買っていると考えれば、わが家には納得のいく金額でした。

市販のみでもいいのか

わが家は手作りをほとんどせずに、16か月を市販中心で進めました。切り替えた当初は後ろめたさもありましたが、無理に作るのをやめて、子どもと過ごす時間に余裕が生まれたのは事実です。栄養や進め方で気になることがあれば、乳幼児健診や小児科、自治体の栄養相談で聞くのが安心です。

いつまで市販を使えるのか

パッケージを見ると「1歳から」「1歳4ヶ月頃から」といった幼児食向けの商品も売られていて、わが家は1歳8ヶ月(2026年4月)の時点でも使っています。卒業の時期を決めるより、量や品目を少しずつ調整しながら移っていくものだと感じています。

安く買う方法はあるのか

効果があったのは次の3つです。①まとめ買いセット(18袋入りなど)を選ぶ。②「よりどり」対象の商品を組み合わせる。③ポイント還元やセールの時期に合わせて注文する。主な購入先はイオンネットスーパーで、18袋入りのセットは楽天市場で買っていました。まとめ買いは1個あたりの単価が1〜2割下がることもありました。

まとめ:ほぼ市販の離乳食は月平均6,117円

離乳食をほぼ市販のみで進めて、16か月の費用は97,865円、月平均6,117円でした。

この記事のまとめ
  • 16か月の総額97,865円・月平均6,117円
  • 3回食が定着した時期に月1万円超え
  • 平日の昼は保育園の給食で家では1日1〜2個
  • まとめ買いで1個あたり1〜2割安くなったことも

わが家では1歳前後に月1万円前後かかりました。これから始める方は、最初の月よりもこの時期の金額を目安にしておくと安心だと思います。家で市販品を使う回数(保育園の給食があるかどうかなど)によって、金額は変わります。保育園の費用や、わが家の毎月の家計も公開しているので、あわせて読んでみてください。

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この記事を書いた人

手取り20万円台の時短勤務ワーママ、なゆです。2019年2月に114万円だった資産を、2026年9月には2700万円まで育てました。夫婦別財布で暮らす3人と猫1匹分の、お金のリアルを実額のまま綴っています。

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