保育園のお迎えから帰ったら、夕飯・お風呂・寝かしつけ。共働きで小さな子どもを育てていると、平日の夜は家事だけで終わってしまいますよね。家事を減らしたいと思っても、お金を使うとなると手が止まる方も多いと思います。
- 家事を減らしたいけれど、お金を使うのは贅沢な気がする
- 貯金や教育費を優先すべきか迷う
- 家電やサービスが多すぎて、何から手をつければいいか分からない
家事を減らすためにお金を使いたいけど、貯金もしたいし…。結局どれにお金を使えば後悔しないんですか?
わが家では、毎日くり返す家事から順番にお金で減らしてきました。一番効果があったのはドラム式洗濯乾燥機です。払った金額と減った時間を全部並べるので、比べてみてくださいね。
共働きで2歳の子どもを育てるわが家が、家事を減らすために自費で払ったお金を、実額で公開します。時短家電3台だけで、わが家の使い方では年間およそ280時間、1日にならすと約46分の家事が減る計算です。
家電・ネットスーパー・離乳食は別の記事で詳しく書いているので、ここでは数字と結論にしぼりました。500円ほどから試せる日用品や、合わなかったものも正直に書きます。「贅沢では?」「貯金が先では?」と迷ったときのわが家の考え方は、記事の後半にまとめています。価格は時期によって変わるため、購入前に最新の値段を確認してください。
お金で減らした家事と時間の一覧


わが家がお金を使って減らした家事は、洗濯・食器洗い・掃除・買い物、細かい日用品、離乳食づくりの6つです。一番大きな出費は時短家電3台で、合計277,300円でした。
| 使ったもの | 払ったお金 | 減った時間・手間(計算のもと) |
|---|---|---|
| ドラム式洗濯乾燥機 | 218,000円 | 年182時間(30分×週7回) |
| 食洗機 | 29,500円 | 年約35時間(10分×週4回) |
| ロボット掃除機 | 29,800円(セール) | 年65時間(15分×週5回) |
| ネットスーパー | 商品代+送料(わが家は今はクーポンで無料) | 年17〜30時間(20〜35分×週1回) |
| 日用品5つ | 1つ500〜5,000円ほど | 風呂掃除・バスマット洗いなど |
| 市販の離乳食 | 16か月で97,865円 | 裏ごし・小分け冷凍をしない |
減った時間は、わが家の実際の使い方をもとに「1回あたりの短縮時間×週の回数×52週」で計算しました。離乳食は最初から市販だったので、時間は計算していません。
洗濯・食器洗い・掃除は家電に任せた


毎日くり返す洗濯・食器洗い・掃除は、時短家電3台に任せています。ドラム式洗濯乾燥機は、値段は一番高いものの、減る時間も年182時間と3台の中で飛び抜けています。洗濯はほぼ毎日動かす家事なので、1回30分の短縮が毎日積み上がります。
食洗機は、工事がいらないことと値段が安いことで選びました。国(資源エネルギー庁)の目安をもとにすると、手洗いより水道代・光熱費も月150円ほど下がる計算です。
3台とも今は満足していますが、ロボット掃除機だけは1台目で失敗し、2回買い替えています。値段だけで選ぶと、かえって手間が増えることがありました。
減った時間を1時間1,500円の目安でお金に置き換えると、わが家の使い方ではロボット掃除機は約4か月、食洗機は約7か月、ドラム式洗濯乾燥機は約10か月で元が取れる計算です。電気代や故障したときの費用は入れていない、ざっくりした目安として見てください。
使っている機種や1台目で後悔した理由、3台それぞれの計算のしかたは、時短家電の体験談にまとめています。


買い物はネットスーパーで週1回にまとめた


食材や日用品の買い物は、イオンネットスーパーで週1回まとめて注文しています。使い始めたのは妊娠中期で、子どもが2歳になった今も続けています。
お店で買い物をしていたころは、往復20分と店内20〜30分で、1回40〜50分かかっていました。ネットスーパーならスマホで注文するだけなので、15〜20分で終わります。最近は、買い物リストを渡してカゴ入れだけをAIに任せることもあります。その場合、わたしがやるのは指示と最終確認・注文だけで、5〜10分まで縮まりました。
送料は、店舗や配送エリアによって違います。わが家は2026年10月時点では、母子手帳登録クーポン(期間限定・4,000円以上の注文で使える配送料割引)で無料になっています。ただ、送料がかかるようになっても使い続けるつもりです。買い物に出かける時間そのものがなくなるからです。
見切り品がないことや、配送枠が埋まっていることもありますが、在庫が切れそうなときのおむつなど、かさばるものを自分で運ばなくていい点は大きいです。注文内容や金額、2年以上使って感じた不満は、ネットスーパーの体験談にまとめています。


毎週の食材はネットスーパー、おむつやペーパータオルのようにかさばる定番品は、楽天お買い物マラソンでまとめ買いしています。マラソンで毎回買っている定番品13品は、買い回りの記事で紹介しています。


買い物前にストックを確かめたいときは、いつも買う日用品と置き場所を入れるだけでリストが作れる「わが家の定番品チェックリストメーカー」が使えます。


数百円から試せる家事ラク日用品5つ


大きな家電を買わなくても、日用品を変えるだけで減らせる家事もあります。わが家で使ってよかったのは、次の5つです。どれも1つ500〜5,000円ほどで、家電より気軽に試せるのが良いところです。
| 日用品 | 値段の目安 | 減った手間 |
|---|---|---|
| ペーパータオル | 36個で5,000円前後(4か月に1回ほど注文) | 手拭きタオルの洗濯・交換 |
| 花王 バスマジックリン エアジェット | 500〜600円(3か月に1回ほど注文) | お風呂掃除の手間 |
| 靴洗濯ネット | 1つ1,000円ほど | 靴を手で洗う手間 |
| 珪藻土マット | 1,500〜2,000円 | バスマットを洗って干す手間 |
| 哺乳びん洗いかんたん泡スプレー | 詰め替え1000mlで2,000円ほど | 哺乳びん洗いの手間 |
ペーパータオルは、月にならすと1,250円ほどです。手拭きタオルを洗って替える手間がなくなり、衛生面も気にならなくなりました。
靴洗濯ネットは、泥遊びで汚れた子どもの靴を洗濯機で洗うために使っています。
哺乳びん洗いかんたん泡スプレーは、ミルクを卒業した今は使っていません。子どもの成長にあわせて要らなくなる出費もあると覚えておくと、買いすぎを防げると感じました。
離乳食は16か月ほぼ市販にした


離乳食は手作りをほとんどせず、16か月間ほぼ市販のベビーフードで通しました。日々の調理や小分け冷凍まで手が回らなかったからです。最初から市販だったので、手作りと比べて何時間減ったかは分かりません。そのかわり、かかったお金は注文履歴からすべて集計しました。
結果は、16か月の総額97,865円、月平均6,117円です。「市販だけだと高くつくのでは」と不安でしたが、数字にしてみると思っていたより現実的な金額でした。ただし毎月同じではなく、三回食の時期は月1万円を超えた月もありました。月ごとの推移やメーカー別の内訳、よく買った商品は、離乳食の費用の記事にまとめています。


お金を使ったけど合わなかったもの


お金を使えば何でもラクになるわけではありません。わが家では、ミールキットとスニーカー用の泡シャンプーが合いませんでした。どちらも商品が悪いというより、わが家の量や使い方に合わなかったのが理由です。
ミールキットは2人前では量が足りなかった
ミールキットは、2人前のセットでは家族の食事量に足りませんでした。かといって2セット買うと割高になるので、続けませんでした。人数が少ない家庭や、少食の家庭なら合うかもしれません。
スニーカー泡シャンプーは泥汚れで出番がなくなった
泥遊びをしたあとの靴は、泡シャンプーを使っても結局水で泥を落とす下洗いが必要でした。「水で泥を落とす→靴洗濯ネットに入れて洗濯機へ」という流れが定着して、泡シャンプーを使う場面がなくなったので、今は買っていません。
新しい商品は、まとめて買う前に1つだけ買ってみて、次の2つを確かめます。
①量が家族に足りるか
②使う場面がちゃんとあるか
お金で家事を減らすか迷ったときの考え方


「家事にお金を使うのは贅沢では」「貯金が先では」「何から始めればいいのか」という迷いへのわが家の答えは、何か月で元が取れるかで比べる、資産づくりは止めずに共用費から出す、毎日くり返す家事から減らす、の3つです。
何か月で元が取れるかで比べる
値段の違う家電は、減った時間をお金に置き換えて「何か月で元が取れるか」で比べています。置き換えに使った1時間1,500円は、手取り24万円を月160時間で割ったくらいの一般的な目安で、実際に家計のお金が増えるわけではありません。
気になっている家電があるなら、時短家電コスパ診断に値段と「週に何回使うか」を入れると、あなたの家なら何か月で元が取れるかの目安が分かります。登録は不要で、入力した内容は保存も送信もされません。


家事のお金は共用費から、資産づくりは止めない
家事を減らすための出費は、夫婦の共用のお金から出しています。新しく何かを導入するときは事前に夫に相談しますが、反対されたことは一度もありません。夫婦ともに「お金で解決できる手間はお金で解決する」という考え方が一致しているからです。
財布の分け方や、共用のお金の管理のしかたは、別の記事で紹介しています。


家事にお金を使っていても、わが家は資産づくりを止めていません。わたしの手取り20万円台から、どう貯めて、どう資産づくりを続けてきたかは、「114万円を7年で2700万円にした全記録」にまとめています。


毎日くり返す家事から減らす
洗濯・食器洗い・掃除の家電で見たように、同じくらいの値段なら、使う回数が多いほど早く元が取れる計算になります。年に数回しかしない家事だと、高い家電を買っても元が取れるまでにかなり時間がかかります。
よくある質問


ドラム式洗濯乾燥機なら洗濯物をたたむ手間もなくなりますか
ドラム式にしただけでは、たたむ手間は残ります。わが家では、わたしの服はたたまずにカゴへ入れるだけにしています。もともとシワになりにくい服を選んでいて、シワが気になったときはスチームアイロンをさっとかけて済ませています。
平日の料理の手間はどう減らしていますか
平日は、無理に一汁三菜をそろえないと決めています。鍋やパスタ、うどんなど、1品で完結する料理を多く取り入れています。
家事を減らして浮いた時間は何に使っていますか
時短家電3台で減った1日およそ46分は、家族と過ごす時間と、自分の自由な時間に使っています。
夫婦で家事の分担はどう決めていますか
家事は夫婦でおおむね半分ずつ分けています。料理と買い出しは、平日の夕食5食分をわたし、休日の昼食・夕食4食分を夫が担当しています。料理をしなかった方が洗い物の担当です。
まとめ:毎日の家事からお金で減らす
- 一番効果が大きかったのはドラム式洗濯乾燥機
- 時短家電3台で年間およそ280時間の家事が減る計算
- 500円ほどからの日用品でも減らせる家事がある
- ミールキットと泡シャンプーは合わなかった
- 迷ったら毎日くり返す家事から減らす
わが家は「お金で解決できる手間はお金で解決する」と決めて、毎日の家事から減らしてきました。ただし、値段だけで選んだり、量や使い方が合わなかったりすると、わが家のロボット掃除機やミールキットのように失敗することもあります。
まずは、自分の家で一番回数の多い家事を1つ選んでみてください。時短家電を検討しているなら、時短家電コスパ診断に値段と使う頻度を入れると、元が取れるまでの期間の目安が数分で分かります。
